熱交換器のリチュービング

HEAT EXCHANGE

熱交換器のメンテナンスの工程の一つに、リチュービングがあります。

リチュービングとは、チューブを古いものから新しいものに入れ替える作業です。
協和機工では、最新の専門工具を導入し、お客様のご要望に合わせて熱交換器のメンテナンスを提案します。

 

熱交換器メンテナンスとは

熱交換器は経年劣化するため、可動域がない設備であっても定期的な保全・メンテナンスが必要です。
劣化が進んでいくと閉塞やチューブ破損といったトラブルへとつながることも多々あり、生産ラインへ大きな損害を与えるリスクへと発展します。

協和機工では固定管板型、Uチューブ型など様々な種類の多管式熱交換器のメンテナンス実績があります。

▼熱交換器メンテナンスの詳しい説明はこちら▼

熱交換器のメンテナンス

リチュービング

チューブを古いものから新しいものに入れ替える作業です。

本体カバーを外し、チューブの非破壊検査を実施します。
次回のメンテナンスまでに耐久性が担保できないといった場合や、既に穴が開いている場合は古いチューブと新しいチューブを交換します。
U型のチューブの場合は、リチュービングできないので、プラグを打ち込み、チューブを閉塞させます。
高圧機器の場合、プラグを打ち込む際に溶接が必要になる場合が一般的ですが、溶接を必要としないメカニカルプラグ工法という手法もあります。

リチュービングで活用する特殊工具

Mini Drill GFF

エアーフィンの傷んだねじ山を安全に再生するツールです。エアーフィンだけでなく熱交換器や、ボイラーなどにも応用可能で、穴あけや穴の拡張なども出来ます。

80mmの可動域はほぼすべてのプラント設備で使用可能です。このドリルは独立した2つのアームで反力を取ります。

 

熱交換器用 Mini Cut 100

合金及び鉄製チューブの切断に使用することができます。このツールは1枚刃を使用してあらゆる材料のチューブを切断します。

最大3.4mmの厚肉チューブを迅速かつ効率的に切断できます。回転を低速回転にする減速機もあります。

 

自動連続チューブプーラー

非常に高速なポンプとプーラーで構成される自動チューブプーラーシステムです。ボイラー、コンデンサー、熱交換器からチューブを連続して引き抜けるように設計されており、ポンプの駆動は、電気式または空気式を選択できます。自動化により従来より大幅な時間短縮が可能になります。

 

熱交換器チューブ専用インナーカッター

熱交換器チューブを内側から切削できるカッターは、専用商品としてはほかにほとんど製品化されておらず、こちらは日本初上陸の最新工具です。この専用インナーカッターを使用すれば、銅管や炭素鋼だけでなく、ステンレス材などの硬度の高い素材のチューブでも内側から切断することができます。その結果、作業効率が高まるのはもちろん、作業の安全性も改善できます。

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