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損失金額順一覧表で修繕効果が一目で分かる!4割の修理で70%のエア漏れ改善ができた事例

2025.04.03

協和機工株式会社では、超音波カメラでエアやガス漏れを検知する「エア漏れ検査サービス」を全国の工場でおこなっています。

今回は、京都府にある化学プラント工場の事例をご紹介します。この現場では、エア漏れの箇所が39箇所ありましたが、漏れ量の多い箇所を優先的に修復することで、全体の約70%のエア漏れを補修できました。

エア漏れ箇所が多い場合、すべてを補修するのは大変です。優先順位をつけて、エア漏れ量の多い箇所から修理することによって、効率的な修繕が可能となります。優先順位をつけるのに大変役立つのが、検査レポートです。

詳しくみていきましょう。

お客様情報

  • 業種:化学プラント
  • 所在地:京都府
  • 測定対象面積:約4,000m2
  • 年間稼働時間:8,760時間
  • 1時間あたりの電気使用料金:16.9円kWh

検査結果

検査結果を説明します。

検査概要

  • 検査所要日数・時間:0.5日(約4時間)
  • 漏れ箇所数:39箇所
  • 漏れ量合計:60.5L/min
  • 年間損失合計:151,439円

1,000m2あたり約1時間で検査可能

超音波センサーカメラは、かざすだけでエア漏れの部位を特定できるため、スピーディーな検査が可能です。エア漏れのある箇所がモニター上に表示されます(写真参照)。

損失金額一覧表で優先順位が一目瞭然

協和機工の「エア漏れ検査サービス」では、エア漏れ箇所やエア漏れ量を超音波カメラで可視化するだけではなく、エア漏れ箇所や損失金額とあわせてレポートにしてお渡ししています。このお客様では、検査レポートの損失金額一覧表をもとに、修繕作業に優先順位をつけることで、39箇所中15箇所と、4割程度の漏れを修繕するだけで、全体の約70%のエア漏れを改善できました。

この表が実際のエア漏れ検査レポートです。推定リーク順に並び替えてあるので、優先順位をつけやすくなっています。

使用する機材はFLUKE社の超音波センサーカメラ

協和機工が使用するのは、FLUKE社の超音波カメラです。

画面に映し出す周波数帯を選択できるため、工場稼働音とエア漏れ音の周波数の違いを利用して、エア漏れを可視化します。エア漏れ音の周波数は35~45KHzで、それに対して工場稼働音の周波数は2~20KHzと、エア漏れ音の周波数より低周波数なので、その差を利用してエア漏れ音のみをピンポイントで可視化する仕組みとなっています。

周波数の違いを利用していることから、気体ごとの漏れ音に合わせて周波数を設定すれば、エアのみならず窒素やアルゴンなどのガス漏れも検知可能です。

さらに、7インチのLCDタッチスクリーンに可視画像と重ねて表示でき、エア漏れ箇所が特定できるのも特徴です。工場室内全体にセンサーカメラを向けると、「エア漏れ箇所」が画面上で赤色に表示され、この赤色の箇所を画面上で大きくなるような向きに近づけていけば、簡単に「エア漏れ箇所」に到達できます。

検査スピードは環境にもよりますが、敷地面積10,000m³程度であれば1日で検査することも可能です。

参考:FLUKE社|超音波カメラ紹介ページ

まとめ

優先順位をつけてエア漏れの補修をすることの重要性をご理解いただけましたでしょうか。

石鹸水を用いたり耳で聞いたりする従来の方法では、エア漏れの有無はわかるものの、エア漏れの量を測ることはできません。エア漏れの量を数値化できるのは、超音波カメラの強みといえるでしょう。

協和機工株式会社では、コンプレッサーのエア漏れ箇所やエア漏れ量を超音波カメラで可視化し、エア漏れ箇所や損失金額とあわせてレポートにしてお渡しする「エア漏れ検査サービス」を実施しています。お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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