事業紹介
協和機工の仕事を知る
協和機工は、「ニッチなプロ集団」として、
工場、プラント設備のメンテナンス・定修工事を通じてさまざまな産業に貢献しています。
熱交換器メンテナンス
私たちが日々触れるプラスチックや化学製品の素材を製造するプラントに設置されている熱交換器。大きいものでは直径3m、長さ10mにもなる大きな装置です。この装置は、化学製品を生成する際の反応速度を上げるために熱を送り込むという役割を持っています。
私たちは、この熱交換器のメンテナンスを強みの一つとしています。海外製の特殊工具を用いて行う工事は、国内の旧来から行われている工事と比較し、高い安全性・効率性・品質を実現させており、国内同業他社と差別化が図られています。
また、最近では、現状の能力診断、予知保全の提案といった新たな領域に進出。価値を創造しつづけるという企業姿勢を礎に、常に市場のチャレンジャーとして前進しています。
全国各地の定修工事
定期的に工場の稼働をストップして行う大規模な工事を「定期修理工事(定修)」といいます。巨大プラントの場合、一部分がトラブルを起こし生産が止まると1日で数億円のロスが生まれます。それを未然に防ぐために、あらかじめ工事を行うというものです。
定修工事では、工場全体の活動をストップし、機械・装置を解体して検査、改めて組み上げるという工程を約1~3カ月にわたって行います。協和機工は、多くの協力会社を指揮し、その工事を担当していきます。最大で、120人の作業員・協力会社を集め、チームワークを保ちながら工事を進めていきます。
工事は全てが予定通りには進みません。時には現場で言い合いになることもありますが、工事が全て完了し、改めて稼働し始めたプラントを見るときの達成感は忘れられるものではありません。
ボルトの締付・開放、ナットの切断
協和機工は海外製の特殊工具を保有し、人手ではできない作業を効率的に進めることができます。例えば、ボルト一つにしても、締圧の高さや均一性は人手では対応することができません。今までは、熟練の作業者の手によってのみできていたことも、当社では工具・ツールを用いることで施工することができます。
また、工場設備に用いられているボルト・ナットは長年雨風にさらされているため、錆びつきや腐食などで固まって動かせないという問題が発生することがあります。そのような場合でも当社の特殊工具を用いれば、ナットを破壊し作業を進めることができます。
誰もが安全に、効率的に作業ができる環境が協和機工にはあり、それが、同業他社と比較した際の強みになっています。
最先端の特殊工具を用いた施工
ボルトの締付・開放、ナットの切断と同様に、特殊工具を用いた幅広い工事を行っています。熱交換器の工事に用いるハイドロエクストラクター、メカニカルプラグなど。
協和機工の保有する特殊工具は世界標準で、日本ではまだまだ珍しいものがたくさんあります。そのため、お客さまの困りごとに対して最適な特殊工具を提案することができるのです。局所的な問題に対応できる、つまり痒いところに手が届くので、ボルトを緩めるだけ、ナットを切断するだけといった小さな問題解決への要望も増えています。
特殊工具を使えば今までの工期よりも短く、割く人員も少なくて済む。協和機工の強みである機動力を存分に生かせる仕事です。